岐阜県各務原のW様より、スズキ ハスラーの持ち込み足回り交換をさせて頂きました。
こんにちは！岐阜のフロンティアで～す！
今回はローダウンではなく、リフトアップの作業依頼となります。
まずはボンネットを開けて、アッパーマウントのナットを緩めます。
助手席側は少しだけコンピュータをずらす必要があります。
装着するリフトアップサスペンションキットはマスターピースさんの商品となります。
フロント、リア共に25ミリアップとなります。
お客様いわく純正より乗り心地が良くなるみたいです！
早速フロントのサスペンションを交換していきます。
足回りはストラット式サスペンションなので取り外しは上側ナット1個
下側ナット2個、スタビリンクのナット1個、あとはABSセンサー気を付ければ簡単に取り外せます。
専用のスプリングコンプレッサーを使用して外していきます。
ローダウンサスと比べるとアップスプリングは組み込みが少し大変です！
組み込みが完了したら取り外した逆の手順で戻していきます。
リアはサスペンションとラテラルロッドを交換していきます。
サスペンションを取り外すときに右側のセンサーを取り外さないといけません。
そのまま作業すると破損してしまいます！
取り付けが完了したらアップスプリングによって車高が変化した為、タイヤが片側によってしまいます。
ラテラルロッドでタイヤの位置が均等になるように調整します。
取り付けが完了したら1G締め直しの作業をします。
1G締め直しとは
足回りのラバーブッシュのねじれを解放して、サスペンションがスムーズに動くようにする作業です。
車高調整や足回りの作業の際に実施されます。
1G締め直しでは、タイヤが地面に接地している状態（1G状態）で、ブッシュを固定しているボルトやナットを緩めてから締め直します。
これにより、ラバーブッシュのテンション（ねじれ）が解放され、サスペンションが本来の役割を果たせるようになります。
フロント側、リア側共にブッシュのストレスを開放していきます。
この作業をするかしないかでは、乗り心地にも影響してきます。
1G状態でボルトを緩めると、ブッシュが解放された音がします。
これによってこのサスペンションキットの車高でストレスがない状態になります。
試走後に4輪アライメント調整に入ります。
肝心の乗り心地ですが.........段差でも不快な感じはなかったです。
このサスペンションキットはお勧めです！
アムテックスのキャンバーボルトのおかげでキャンバーの補正はバッチリです。
最後にキャスタースイングしてトゥ調整して終了で～す。
作業完了で～す！横からの見た目が純正と比べると格段に上がってますね。
本日は持ち込みリフトアップサスペンションキット取り付けご依頼ありがとうございました。
また機会がありましたらよろしくお願いいたします。
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